VB.NETでプロパティを使って変数にアクセスさせるのは何故か?
■VB.NETでプロパティを使って変数にアクセスさせるのは何故か?
パブリックで変数宣言するのと何が違うのか?
クラスは自らのメンバー変数に対して責任を持ちます。
なので、他から「直接変数を触る」というやり方は、せっかくクラスをつくっても台無しです。
込み入ったクラスならば、メンバー変数の使用法に一定の法則、規則というものがあります。
それを無視した操作というのは秩序を乱し、バグのもとになります。
だから、クラスは自身のメンバー変数への無秩序なアクセスを禁止するため、private にします。
ですから「直接変数を触る」のがまずいということには、どなたも異論が無いはず。
で、メンバー変数を直接にではなく、間接的に触るようにしたものがプロパティです。
そうすれば、変な値が書き込まれないよう、チェックを施すこともできるし、デバッグの時にブレークポイントを設定できる。
これで、メンバー変数のアクセスの仕方に一定のルールを設けることが可能となります。